兵庫県宍粟市千種町の豊かな自然に抱かれてのびのび育ったニワトリと有精卵

 
2007.3.15 No.168
家族そろって毎日夕食26% 東京の電車

 家族そろって毎日夕食 26%

 06年秋に政府が出した「食育白書」によると、家族そろって毎日夕食を食べる割合は、1976年にはまだ36.5%あったのに、2004年には25.9%にまで低下したそうです。実に4人に3人は家族バラバラで晩ご飯。
 ちょっと今の私には想像できないんですが、普通のサラリーマンの家ではそれが当たり前なのでしょう。子供は塾に、お父さんは残業のあと一杯飲んで帰ってくる・・・。もし私も若い頃の勤めを続けていたらきっとそうなっていたでしょう。
 農業って家族で過ごす時間が非常に長いのが一番の特長かなと思います。
 晩ご飯の時に、子どもたちの笑い声を聞きながらご飯を食べていると1日の疲れも吹っ飛んでいきます。うちではご飯の時にテレビを見ないので、次から次に今日あった話が出てきます。女の子ばかりなので特ににぎやかだったのかもしれません。「これがなかったら生きる楽しみはない」といっても過言ではないかもしれません。だから、うちの晩ご飯は長くて、だいたい、仕事が終わるのが遅いので、ご飯を食べ始めるのが、普通に夜の8時頃。そこから、2時間くらいべちゃべちゃ食べてしゃべってっていう毎日なんです。
 最近は、子どもたちも大きくなって忙しくなってきましたが、小中学生の頃まではほとんど毎日そんな日でした。
 身よりのない子どもたちの集まっている養護施設の職員の方が、「家族って一体なんだろう、と考えたら結局、いっしょにご飯を食べて、いっしょに風呂に入って、いっしょに寝ることだ」と言われたことがあります。だから、そんな難しいことじゃないんですね。
 そうしている家が4軒に1軒と聞くと、きびしい世の中だなあと思ってしまいます。
 
 東京の電車

 それと関係があるかもしれませんが、先日、全国自然養鶏会の用事で東京に2泊で行ってきたのですが、その時感じたことです。東京の電車に乗って周りの人を見ると、とても顔つきが怖い。人を寄せつけず無理して突っ張っているような感じがしたんです。今回は特に強くそれを感じました。とても話しかけるような気になれない雰囲気です。誰かが落とし物をしても「落とされましたよ」と言いにくいような。
 もし、私の住んでいる田舎であんな顔つきで町にいたら、「何か困ったことがあったのか、けんか売ってんのか」となるかも。田舎では人と人が顔を合わせている時は基本的には「ニコニコ」です。(腹の中は分かりませんよ???)たまに知らない人がいても「ニコニコ」です。
 逆に、東京の電車の中でこちらのように「ニコニコ」していたら、「あの人おかしいのと違う???」と思われるでしょう。
 今、日本のお金は東京と名古屋に集まっていると聞きます。景気がいいのはそこだけってことですが、金銭的には景気がいいのかもしれませんが、「生き馬の目を抜く」というか、皆さん、いつ自分がけ落とされるかと戦々恐々の日々なのかなあ、とふと思ってしまったのです。
 今、来ている研修生に聞いても、東京では子供は進学に必死だ、親も必死だ、ということ。
 大人も子供も大変ですね。私はすぐに「参った、コウサン」です。
 その数日後、すぐに、姫路から尼崎まで電車で往復することがあったのですが、こちらの方は、東京ほどきびしい表情はなく、皆さん、穏やかそうな顔をされていました。だから、やっぱり、東京は特にきびしいのかなあという気がしますね。逆に、だから関西は景気が悪いのかもしれませんね???。